日経平均株価は10日後場、前日比1286.60円高の5万7650.54円と3連騰し、連日で史上最高値を更新した。前場には上げ幅を1600円近くまで広げ、5万8000円に接近する場面があった。TOPIX(東証株価指数)も71.71ポイント高の3855.28ポイントと最高値を付けた。
前日から続く衆院選での自民党大勝への好感買いに加えて、米株価指数先物が底堅く推移したこともあり投資家の強気スタンスが維持された。下値の買い待ちも多く、高値からの押し幅が限られた。祝日前で様子見ムードも出やすい中、台湾TSMCが発表した1月売上高の好調がハイテク株を支えた。一方、円相場は1ドル=155円台前半と円高方向に動いた。
東証プライム市場は出来高29億912万株、売買代金9兆6738億円と連日の活況。値上がり銘柄数は1313と全体の82%を占め、値下がりは247銘柄、変わらずは37銘柄だった。業種指数は29業種が上昇し、4業種が下落した。前日に続いてAI(人工知能)関連の古河電工など非鉄金属が大きく上げ、オリックスなどのその他金融や、菱地所などの不動産も値上がりした。
このほか、ブラインドやアドクリ、イノテック、ヨコオ、古河機金などが急騰。半面、デクセリアル、日清紡HD、ADEKA、東鉄工、オエノンHDなどが安い。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社