6日後場は日経平均株価が、前日比245円32銭高の4万794円86銭と続伸。TOPIX(東証株価指数)も同30.03ポイント高の2966.57ポイントと上昇して取引を終えた。現地5日の米国では、7月ISM(サプライマネジメント協会)非製造業景況指数が50.1と市場予想平均の51.5を下回った。これを受け米国株が下落したことから、朝方は売りが先行した。ただ、売り一巡後は押し目を拾う動きが強まり上げ転換。日経平均は、午後1時8分に同301円35銭高の4万850円89銭を付けた。その後、戻り待ちの売りに停滞商状となる場面もみられたが、取引終了にかけて堅調に推移した。
東証プライム市場の出来高は22億8761万株、売買代金は5兆4274億円。騰落銘柄数は値上がりが1278銘柄、値下がりは293銘柄、変わらずは51銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち32業種が上昇、1業種が下落した。三井不、菱地所などの不動産株や、大林組、清水建などの建設株が上昇。INPEX、石油資源などの鉱業株や、出光興産、ENEOSなどの石油石炭製品株も高い。LIXIL、三和HDなどの金属製品株や、伊藤忠、三菱商などの卸売株も堅調。ニッスイ、マルハニチロなどの水産農林株や、住友電工、フジクラなどの非鉄金属株、ダイキン、菱重工などの機械株もしっかり。一方、エムスリー、リクルートHなどのサービス株が安い。
そのほか、養命酒、ティラド、ダイヘン、ユニチカ、日ヒュムなどが上昇。半面、ADWAYS、ヨコオ、オークマ、ニチレイ、シグマクシスが下落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社