市況(場況)

日経平均は2892円安、先行き不透明感でブラックマンデーに次ぐ史上3番目の下落幅=9日後場

 9日後場は日経平均株価が、前週末比2892円12銭安の5万2728円72銭、TOPIX(東証株価指数)も同141.09ポイント安の3575.84ポイントと、そろって3日ぶりに大幅反落した。日経平均は終値ベースで、1987年10月20日(米市場のブラックマンデーによる下落を受けた3836円48銭安)に次ぐ史上3番目の下げ幅となった。

 中東情勢の不透明感が強まるなか、イランの後継指導者に対米強硬派とされるモジタバ・ハメネイ師が選出されたと伝わり、原油先物が時間外取引で急騰。原油高によるインフレが警戒され、リスク回避姿勢が強まり売りが加速。米オラクルなどによるAI(人工知能)データセンターの拡張計画中止の観測も嫌気された。日経平均は午前11時5分に同4213円18銭安の5万1407円66銭を付けた。後場に入り、個別株の下値を拾う動きが増え下げ幅を縮小したものの、9日の米国株の反応をみたいとして、手控えムードが強かった。

 東証プライム市場の出来高は36億8477万株、売買代金は9兆6756億円。騰落銘柄数は値上がりが134銘柄となった一方、値下がりは1434銘柄と全体の9割に迫った。変わらずは27銘柄だった。

 業種別では、全33業種が下落した。住友電工、フジクラなどの非鉄金属株や、TOTO、ガイシなどのガラス土石株が安い。ディスコ、菱重工などの機械株や、アドバンテス、東エレクなどの電気機器株も下落。東電力HD、関西電などの電気ガス株や、大和証G、野村などの証券商品先物株も軟調だった。信越化、三菱ケミGなどの化学株や、東精密、HOYAなどの精密機器株、大成建、清水建などの建設株も弱かった。

 そのほか、日東紡、芝浦、メック、レゾナック、東応化が下落。半面、JDI、ローム、アイル、コスモス薬、日本新薬などが高い。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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