21日午前10時4分すぎの日経平均株価は、前日比300円程度安い5万2690円前後で推移する。午前9時3分には同796円29銭安の5万2194円81銭を付けている。トランプ大統領が、グリーンランドの領有を巡り、英、仏、独など欧州8カ国からの輸入品に対して10%の関税を課すと表明。それを受け、休場明け現地20日の米国株式市場では、米欧対立による貿易摩擦の激化を警戒する格好となり、NYダウ、ナスダック総合指数がそろって大幅に続落した。東京市場は、きのうの時点で時間外取引の米株価指数先物が下落していたことから、ある程度は織り込まれていたとみられるが、金利の上昇や地合いの悪さも影響した。ただ、売り一巡後は、大幅続落していた反動もあり、下げ幅を縮小する動きとなっている。
業種別では、全33業種のうち29業種が下落、4業種が上昇している。大和証G、野村などの証券商品先物株や、第一生命HD、東京海上などの保険株が下落。三菱UFJ、三井住友などの銀行株や、OLC、リクルートHなどのサービス株も安い。JPX、オリックスなどのその他金融株や、SUMCO、三和HDなどの金属製品株も軟調。バンナム、任天堂などのその他製品株や、7&iHD、ファストリテなどの小売株も弱い。一方、住友鉱、フジクラなどの非鉄金属株や、ENEOS、コスモエネHなどの石油石炭株が高い。
そのほか、LinkUG、洋エンジ、アステリア、ミツバ、いちごが下落。半面、キオクシア、扶桑化学、KOKUSA、テレ東HD、富山第一銀行などが上昇している。
東京外国為替市場では午前10時4分時点で、ドル・円が1ドル=158円台の前半(20日は158円36−38銭)、ユーロ・円が1ユーロ=185円台の半ば(同185円11−15銭)で取引されている。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社