4日後場の日経平均株価は、前日比300円64銭高の3万7747円45銭、TOPIX(東証株価指数)が同14.02ポイント高の2785.13ポイントで、両指数そろって4日ぶりに反発した。現地3日の米国株高を受けて、半導体株を中心に買いが先行。日経平均は午前9時11分に、同421円61銭高の3万7868円42銭を付けた。買い一巡後は、手がかり材料に乏しいなか戻り待ちの売りに上値が重い展開だった。後場は動意薄の展開で値幅が100円強に留まるなか、取引終了にかけて上げ幅を縮小した。
東証プライム市場の出来高は16億2762万株、売買代金は4兆854億円。騰落銘柄数は値上がりが1018銘柄、値下がりは536銘柄、変わらずは76銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち26業種が上昇、7業種が下落した。アシックス、任天堂などのその他製品株や、出光興産、ENEOSなどの石油石炭製品株が上昇。王子HD、北越コーポなどのパルプ紙株や、第一生命HD、東京海上などの保険株も高い。ニッスイ、サカタのタネなどの水産農林株や、大和証G、野村などの証券商品先物株も堅調。ディスコ、菱重工などの機械株や、古河電工、住友電工などの非鉄金属株もしっかり。一方、TOYO、ブリヂスなどのゴム製品株や、三井不、大東建などの不動産株が安い。
個別では、TBASE、双葉電子、オープンG、日農薬、ダイトが上昇。半面、豊田織、クレハ、M&A総研、gumi、クオールHDなどが下落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社