市況(場況)

日経平均は331円安で3万7000円割れ、一時下げ渋るも戻り鈍い=22日前場

 22日前場の日経平均株価は、前日比331円85銭安の3万6967円13銭と続落。TOPIX(東証株価指数)も同17.79ポイント安の2715.09ポイントと下落した。現地21日の米国株安を受け朝方から売りが先行。日経平均は寄り付き直後の午前9時1分に、同425円37銭安の3万6873円61銭の安値を付け、取引時間中としては8日以来、2週間ぶりに心理的なフシ目の3万7000円を割り込んだ。その後は、押し目を拾う動きから下げ渋る展開をみせたが、足元でドル・円相場が円高に傾いていることから、戻りは鈍い。

 東証プライム市場の出来高は7億6330万株、売買代金は1兆9487億円。騰落銘柄数は値上がりが572銘柄、値下がりは997銘柄、変わらずは63銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち28業種が下落、5業種が上昇した。JAL、ANAの空運株や、日産自、トヨタなどの輸送用機器株が下落。伊藤忠、住友商などの卸売株や、INPEX、石油資源などの鉱業株も安い。出光興産、ENEOSなどの石油石炭製品株や、ディスコ、菱重工などの機械株も軟調。日本製鉄、JFEHDなどの鉄鋼株や、三菱UFJ、みずほなどの銀行株も弱かった。一方、中外薬、第一三共などの医薬品株や、郵船、川崎汽などの海運株が高い。

 個別では、京成、日本光電、ドリームI、SWCC、インターメスなどが下落。半面、gumi、GMOインタ、古河電工、マネックスG、テラスカイが上昇した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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