18日後場は日経平均株価が、前週末比336円00銭高の4万3714円31銭と続伸。TOPIX(東証株価指数)も同13.28ポイント高の3120.96ポイントと上昇した。両指数ともに前週末15日の終値ベースの史上最高値を更新した。注目された米ロ首脳会談では、両者の間に合意はみられなかったものの、日本株は朝方から前週末の強い地合いが継続。東京外国為替市場で円安方向に振れたことも支えに、日経平均は午後零時42分に同456円81銭高の4万3835円12銭まで上げ幅を拡大し、13日の取引時間中の史上最高値(4万3451円46銭)を更新。TOPIXも連日で取引時間中の史上最高値を塗り替える場面もみられるなど、幅広い銘柄が物色された。
東証プライム市場の出来高は21億88万株、売買代金は5兆28億円。騰落銘柄数は値上がりが1130銘柄、値下がりは443銘柄、変わらずは48銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち25業種が上昇、8業種が下落した。電通グループ、リクルートHなどのサービス株や、トヨタ、ホンダなどの輸送用機器株が上昇。NTT、ソフバンGなどの情報通信株や、テルモ、HOYAなどの精密機器株も高い。バンナム、任天堂などのその他製品株や、古河電工、フジクラなどの非鉄金属株も堅調。SUMCO、洋缶HDなどの金属製品株や、武田薬、第一三共などの医薬品株や、イオン、ファストリテなどの小売株もしっかりだった。一方、三菱UFJ、三井住友などの銀行株や、郵船、川崎汽などの海運株が安い。
そのほか、電算システム、アステリア、アドクリ、スズキ、野村マイクロが上昇。半面、アンビス、WOWOW、TBASE、ペプチドリム、キオクシアなどが下落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社