市況(場況)

日経平均は385円高と5日ぶり反発、心理的なフシ目4万5000円回復場面も=2日後場

 2日後場は日経平均株価が、前日比385円88銭高の4万4936円73銭と5日ぶりに反発。一方、TOPIX(東証株価指数)は同7.34ポイント安の3087.40ポイントと続落した。現地1日の米国株高や連敗が続いていた反動などもあり、朝方から買い優勢で取引を開始。日経平均は半導体高も支えに午前9時18分に同575円11銭高の4万5125円96銭を付けたが、買い一巡後は上値の重い場面もみられた。後場には、戻りを試す展開がみられ心理的なフシ目の4万5000円を回復したものの、買い進む動きは限られた。ドル・円相場は1ドル=147円台の前半で推移し、前日からの円高方向への動きも意識されたようだ。

 東証プライム市場の出来高は25億1065万株、売買代金は5兆4768億円。騰落銘柄数は値上がりが546銘柄、値下がりは1033銘柄、変わらずは37銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち16業種が上昇、17業種が下落した。中外薬、第一三共などの医薬品株や、三井金属、住友鉱などの非鉄金属株が上昇。ニコン、HOYAなどの精密機器株や、SUMCO、ニッパツなどの金属製品株も高い。ディスコ、SMCなどの機械株や、INPEXなどの鉱業株も堅調。郵船、川崎汽などの海運株や、三井倉HD、上組などの倉庫運輸株もしっかりだった。一方、東電力HD、関西電などの電気・ガス株や、OLC、リクルートHなどのサービス株が安かった。

 そのほか、メガチップス、キオクシア、マイクロニ、日東紡、CKDが上昇。半面、アステリア、ミガロHD、LinkUG、インターメス、日ヒュムなどが下落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

ウエルスアドバイザー社

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