市況(場況)

日経平均は470円程度安、売り一巡後は下げ渋る動き=26日前場

 26日午前10時7分すぎの日経平均株価は、前日比470円程度安い4万2330円前後で推移する。現地25日の米国株式市場で、NYダウとナスダック総合指数が反落。日経平均はきのうの上値が重い展開も意識され、売りが先行。利益確定売りに押される展開となり、午前9時48分には同670円20銭安の4万2137円62銭を付けた。売り一巡後は下げ渋る動きにあるもよう。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所清算値比230円安の4万2540円だった。

 業種別では、全33業種が下落している。中外薬、第一三共などの医薬品株や、OLC、リクルートHなどのサービス株が下落。東電力HD、関西電などの電気・ガス株や、伊藤忠、三菱商などの卸売株も安い。JR東日本、JR東海などの陸運株や、トヨタ、ホンダなどの輸送用機器株も軟調。浜ゴム、ブリヂスなどのゴム製品株や、オリックス、JPXなどのその他金融株、三和HD、LIXILなどの金属製品株も弱い。

 そのほか、電算システム、一工薬、日産自、アステリア、北海電が下落。半面、ぴあ、東邦鉛、Dガレージ、ハピネット、しまむらなどが上昇している。

 東京外国為替市場では午前10時7分時点で、ドル・円が1ドル=147円台の前半(25日は147円33−35銭)、ユーロ・円が1ユーロ=171円台の半ば(同172円34−38銭)で取引されている。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

ウエルスアドバイザー社

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