13日後場は日経平均株価が、前日比556円50銭高の4万3274円67銭と大幅に6日続伸。TOPIX(東証株価指数)が同25.54ポイント高の3091.91ポイントと上昇し、両指数ともに終値ベースでの史上最高値を更新した。現地12日の米国株式市場は、7月CPI(消費者物価指数)を受けてNYダウとナスダック総合指数が反発。ナスダックは2日ぶりに終値ベースでの史上最高値を更新した。こうした動きを受け、日本株も買いが先行。堅調な地合いが続くなか、日経平均は午後1時38分に同733円29銭高の4万3451円46銭を付けた。その後は、利益確定売りに伸び悩む展開で取引を終了した。
東証プライム市場の出来高は23億9654万株、売買代金は6兆3336億円。騰落銘柄数は値上がりが946銘柄、値下がりは611銘柄、変わらずは65銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち29業種が上昇、4業種が下落した。アシックス、任天堂などのその他製品株や、JAL、ANAなどの空運株が高い。古河電工、フジクラなどの非鉄金属株や、OLC、リクルートHなどのサービス株も高い。コマツ、菱重工などの機械株や、第一生命HD、東京海上などの保険株も堅調。ソニーG、アドバンテスなどの電気機器株や、テルモ、HOYAなどの精密機器株もしっかり。一方、日鉄鉱、INPEXなどの鉱業株や、王子HD、北越コーポなどのパルプ紙株が安い。
そのほか、アンビス、アジアパイル、新電元、セイコーG、サンリオが上昇。半面、宮越HD、マイクロニ、クロスマーケ、渋谷工、スター精密などが安い。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社