12日後場は日経平均株価が、前日比572円41銭安の5万4452円96銭、TOPIX(東証株価指数)が同49.00ポイント安の3649.85ポイントと3日ぶりに大幅反落した。現地11日の米国株式は、中東情勢の先行き不透明感が拭えぬなか、NYダウが続落した一方、ナスダック総合指数は小幅に3日続伸するなど、まちまち。東京市場は、きのう上げ幅を縮小して取引を終え上値が重かったことや、中東情勢に伴う原油価格の上昇懸念が引き続き意識された。時間外取引でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油価格が一時1バレル=95ドル台に上昇。インフレへの警戒感から、リスク回避姿勢が強まった。日経平均は午後零時35分に同1229円36銭安の5万3796円01銭を付けた。その後は、模様眺めムードが広がるなか押し目買いに下げ渋った。
東証プライム市場の出来高は25億9180万株、売買代金は7兆4071億円。騰落銘柄数は値上がりが105銘柄にとどまった一方、値下がりは1473銘柄と全体の9割を超えた。変わらずは16銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち30業種が下落、3業種が上昇した。三井不、菱地所などの不動産株や、JPX、オリックスなどのその他金融株が下落。ニッスイ、Umiosなどの水産農林株や、東レ、ゴルドウインなどの繊維株も安い。大和証G、野村などの証券商品先物株や、大成建、大林組などの建設株も軟調。第一生命HD、東京海上などの保険株や、三菱倉、三井倉HDなどの倉庫運輸株も弱かった。一方、INPEX、石油資源などの鉱業株と、任天堂などのその他製品株、東電力HD、関西電などの電気ガス株が上昇した。
そのほか、JDI、エニカラー、三井ハイ、群栄化、ユニチカが下落。半面、シード、シンフォニア、京都FG、Bガレージ、信越化などが高い。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
