22日午前10時すぎの日経平均株価は、前日比580円程度高い5万3360円前後で推移する。午前9時5分には、同686円55銭高の5万3461円19銭を付けている。トランプ大統領は21日、米国によるグリーンランド領有に反対する英、仏、独などに対して課すとしていた関税措置を撤回することを表明。米欧対立への過度な警戒感が後退し、米国株式が3日ぶりに反発した。日本株も米国株高の動きを受けたほか、為替がやや円安方向にあることも支えに、買いが先行。その後も堅調な値動きが続いている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所清算値比395円高5万3225円だった。
業種別では、全33業種のうち28業種が上昇、5業種が下落している。日本製鉄、JFEHDなどの鉄鋼株や、イビデン、信越化などの化学株が上昇。AGC、TOTOなどのガラス土石株や、オリンパス、HOYAなどの精密機器株も高い。王子HD、日本紙などのパルプ・紙株や、SUMCO、三和HDなどの金属製品株も堅調。ディスコ、コマツなどの機械株や、東レ、ゴルドウインなどの繊維株もしっかり。一方、イオン、ファストリテなどの小売株や、東邦鉛、住友鉱などの非鉄金属株が安い。
そのほか、SMS、東精密、タツモ、ローム、エンプラスが上昇。半面、GMOインタ、古野電、JX金属、三井ES、IHIなどが下落している。
東京外国為替市場では午前10時時点で、ドル・円が1ドル=158円台の前半(21日は157円91−93銭)、ユーロ・円が1ユーロ=184円台の後半(同185円03−07銭)で取引されている。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社