市況(場況)

日経平均は582円高と大幅に6日続伸、利益確定売りを吸収し堅調推移=13日前場

 13日前場は日経平均株価が、前日比582円90銭高の4万3301円07銭と大幅に6日続伸。TOPIX(東証株価指数)も同27.48ポイント高の3093.85ポイントと上昇し、両指数ともに取引時間中の史上最高値を更新した。現地12日の米国株式市場は、7月CPI(消費者物価指数)を受けてNYダウとナスダック総合指数が反発。ナスダックは2日ぶりに終値ベースでの史上最高値を更新した。こうした動きを受け、日本株も買いが先行した。その後も、利益確定売りを吸収しながら堅調に推移。日経平均は午前10時57分に同629円40銭高の4万3347円57銭を付けるなど、高値圏で前場の取引を終えた。

 東証プライム市場の出来高は12億1047万株、売買代金は3兆2158億円。騰落銘柄数は値上がりが1019銘柄、値下がりは519銘柄、変わらずは83銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち28業種が上昇、5業種が下落した。テルモ、HOYAなどの精密機器株や、ソニーG、アドバンテスなどの電気機器株が上昇。古河電工、フジクラなどの非鉄金属株や、リクルートH、セコムなどのサービス株も高い。コマツ、菱重工などの機械株や、JAL、ANAなどの空運株も堅調。アシックス、任天堂などのその他製品株や、浜ゴム、ブリヂスなどのゴム製品株もしっかり。一方、INPEX、石油資源などの鉱業株や、JR東日本、JR東海などの陸運株が安い。

 そのほか、アジアパイル、三井海洋、サンリオ、ルネサス、SWCCが上昇。半面、マイクロニ、MDV、クロスマーケ、サンウェルズ、宮越HDなどが下落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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