市況(場況)

日経平均は620円程度高、買い一巡後は後戻り待ちに押される=6日前場

 6日午前10時5分すぎの日経平均株価は、前日比620円程度高い5万830円前後で推移する。午前9時5分には、同1036円01銭高の5万1248円28銭を付けている。現地5日の米国市場では、経済指標を好感してNYダウが3日ぶりに反発、ナスダック総合指数も上昇した。日本株も前日に大幅続落した反動も相まって買いが先行した。ただ、買い一巡後は戻り待ちに押されているもよう。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、5日の大阪取引所算値比675円高の5万1205円だった。

 業種別では、全33業種のうち28業種が上昇、5業種が下落している。住友電工、フジクラなどの非鉄金属株や、バンナム、任天堂などのその他製品株が上昇。日立、アドバンテスなどの電気機器株や、ディスコ、菱重工などの機械株も高い。、三菱UFJ、三井住友などの銀行株や、東電力HD、関西電などの電気ガス株も堅調。JPX、オリックスなどのその他金融株や、デンソー、トヨタなどの輸送用機器株もしっかり。一方、日本製鉄などの鉄鋼株や、JR東日本、JR西日本などの陸運株が安い。

 そのほか、山一電機、日本CMK、島精機、TOA、キオクシアが上昇。半面、ニチコン、サンリオ、シグマクシス、DTS、ヤマシンFなどが下落している。

 東京外国為替市場では午前10時5分時点で、ドル・円が1ドル=153円台の後半(5日は153円54−56銭)、ユーロ・円が1ユーロ=177円前後(同176円38−42銭)で取引されている。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

ウエルスアドバイザー社

中立・客観的立場から豊富で偏りのない金融情報を提供し、投資家の皆様の資産形成に役立つこと」を事業の目的に、金融機関向けアプリ「ウエルスアドバイザー」、金融情報サイト「ウエルスアドバイザーウェブサイト」、スマートフォンアプリ「My投資信託」、「株式新聞Web」等、様々な媒体で金融情報を発信しています。

資産・不動産・M&Aまで対応

無料個別相談

最新トレンド情報を会員限定で発信

無料メルマガ登録