24日午前10時2分すぎの日経平均株価は、前日比620円程度高い4万1790円前後で推移する。午前10時ちょうどには同643円47銭高の4万1814円79銭を付けている。現地23日の米国株式市場は、日米関税交渉の成立を受け他の国や地域との交渉も進展するとの期待感が高まり、NYダウが続伸し、ナスダック総合指数は反発して終値ベースでの史上最高値を2日ぶりに更新した。日本株も米国株高を受けてきのう23日の強い地合いが継続。その後も堅調な値動きで高値圏で推移する。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、23日の大阪取引所清算値比420円高の4万1640円だった。
業種別では、全33業種が上昇している。浜ゴム、ブリヂスなどのゴム製品株や、三菱UFJ、三井住友などの銀行株が上昇。テルモ、HOYAなどの精密機器株や、住友電工、フジクラなどの非鉄金属株も高い。ダイキン、菱重工などの機械株や、MS&AD、東京海上などの保険株も堅調。日立、ソニーGなどの電気機器株や、リクルートH、セコムなどのサービス株、三菱倉、上組などの倉庫運輸株もしっかり。
そのほか、ブロンコB、キヤノンMJ、信越ポリ、OBC、筑波銀行が上昇。半面、航空電子、GMOインタ、フジHD、三井海洋、Fスターズなどが下落している。
東京外国為替市場では午前10時2分時点で、ドル・円が1ドル=146円台の前半(23日は146円73−75銭)、ユーロ・円が1ユーロ=172円台の前半(同172円28−32銭)で取引されている。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社