市況(場況)

日経平均は641円高と大幅反発、押し目買いに支えられ堅調=4日後場

 4日後場は日経平均株価が、前日比641円38銭高の4万2580円27銭と大幅反発。TOPIX(東証株価指数)は同31.28ポイント高の3080.17ポイントと上昇した。現地3日の米国株式市場は、NYダウが3日続落したものの、アルファベット(グーグルの持株会社)が買われナスダック総合指数は3日続伸した。東京市場はきのう下落した反動から買い優勢スタート。日経平均は押し目買いに支えられ堅調な展開で、午後2時20分に同669円91銭高の4万2608円80銭を付けた。その後も、高値圏で推移した。市場では「25日移動平均線が下値支持線として意識されている」(中堅証券)との声が聞かれた。為替相場は1ドル=148円20銭台と、足元では小動きだった。

 東証プライム市場の出来高は18億7689万株、売買代金は4兆3217億円。騰落銘柄数は値上がりが1126銘柄で7割に迫った一方、値下がりは437銘柄、変わらずは56銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち29業種が上昇、4業種が下落した。三菱UFJ、三井住友などの銀行株や、古河電工、フジクラなどの非鉄金属株が上昇。MS&AD、東京海上などの保険株や、LINEヤフやソフバンGなどの情報通信株も高い。日本製鉄、JFEHDなどの鉄鋼株や、大林組、清水建などの建設株も堅調。中外薬、エーザイなどの医薬品株や、トヨタ、ホンダなどの輸送用機器株もしっかり。一方、INPEX、K&Oエナジなどの鉱業株や、浜ゴム、TOYOなどのゴム製品株が安い。

 そのほか、アステリア、日ヒュム、日コンクリ、ライドリC、PHCHDが上昇。半面、ニデック、内田洋、泉州電業、サンケン、井関農などが下落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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