市況(場況)

日経平均は657円安と大幅続落、終値ベースで4日ぶり4万3000円割れ=20日後場

 20日後場は日経平均株価が、前日比657円74銭安の4万2888円55銭と大幅に続落。TOPIX(東証株価指数)も同17.72ポイント安の3098.91ポイントと下落した。現地19日の米国株式市場で、NYダウは小反発したものの、ナスダック総合指数とSOX(フィラデルフィア半導体株)指数が下げたことから、日本株も半導体関連株などを中心に売りが先行。その後は、時間外取引で米株価指数先物が下落したことも意識され、利益確定売りに押される展開。日経平均は午後零時54分に同822円14銭安の4万2724円15銭まで下げ幅を拡大した。その後、下げ渋る動きをみせたものの、14日以来4日ぶりに終値ベースで4万3000円を割り込んだ。

 東証プライム市場の出来高は19億1203万株、売買代金は4兆8849億円。騰落銘柄数は値上がりが708銘柄、値下がりは846銘柄、変わらずは66銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち15業種が下落、18業種が上昇した。古河電工、フジクラなどの非鉄金属株や、アシックス、任天堂などのその他製品株が下落。LINEヤフ、ソフバンGなどの情報通信株や、ディスコ、菱重工などの機械株も安い。日立、東エレクなどの電気機器株や、SBI、野村などの証券商品先物株も軟調。HOYA、朝日インテクなどの精密機器株や、太平洋セメ、特殊陶などのガラス土石株も弱かった。一方、ニッスイ、マルハニチロなどの水産農林株や、キリンHD、JTなどの食料品株が上昇した。

 そのほか、セレス、ソシオネクス、洋エンジ、三井金、野村マイクロが下落。半面、アステリア、GMOFG、東洋水産、大平金、ピジョンなどが高い。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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