市況(場況)

日経平均は671円高と3日ぶり大幅反発、買い一巡後は伸び悩む=6日後場

 6日後場は日経平均株価が、前日比671円41銭高の5万883円68銭と3日ぶりに大幅反発。TOPIX(東証株価指数)も同45.16ポイント高の3313.45ポイントと上昇した。日経平均は午前9時5分に、同1036円01銭高の5万1248円28銭を付けた。。現地5日の米国市場では、経済指標を好感してNYダウが3日ぶりに反発、ナスダック総合指数も上昇した。日本株も前日に大幅続落した反動もあり買いが先行した。ただ、買い一巡後は戻り待ちに押されたほか、為替相場が1ドル=153円台の後半と朝方の水準よりも円高方向に振れたことが重しとなったもようで、伸び悩んだ。

 東証プライム市場の出来高は28億1347万株、売買代金は6兆9040億円。騰落銘柄数は値上がりが987銘柄、値下がりは570銘柄、変わらずは58銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち26業種が上昇、6業種が下落、食品1業種がほぼ変わらず。住友電工、フジクラなどの非鉄金属株や、ディスコ、菱重工などの機械株が上昇。大和証G、野村などの証券商品先物株や、ニッスイ、マルハニチロなどの水産農林株も高い。三菱UFJ、三井住友などの銀行株や、JPX、オリックスなどのその他金融株も堅調。伊藤忠、三井物などの卸売株や、日立、アドバンテスなどの電気機器株もしっかり。一方、郵船、川崎汽などの海運株や、浜ゴム、ブリヂスなどのゴム製品株が安い。

 そのほか、日本CMK、山一電機、コニカミノル、第一実、リンナイが上昇。半面、ニチコン、シグマクシス、板硝子、サンリオ、稀元素などが下落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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