19日午前10時すぎの日経平均株価は、前週末比700円程度安い5万3240円前後で推移する。午前9時32分には同746円20銭安の5万3189円97銭を付けている。現地16日の米国株式は、利下げへの期待感が後退し、国債の利回りが上昇(価格は低下)したことから、株式の相対的な割高感が意識され、NYダウ、ナスダック総合指数がともに反落した。日経平均は、トランプ米大統領がグリーンランド取得を目指す問題で、反対する英・仏・独などに対して新たに追加関税を課す考えを示したことや、為替相場が円高方向に振れていることも意識され、売りが先行した。その後は、もみ合い商状となっている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末16日の大阪取引所清算値比340円安の5万3720円だった。
業種別では、全33業種のうち28業種が下落、5業種が上昇している。デンソー、トヨタなどの輸送用機器株や、浜ゴム、ブリヂスなどのゴム製品株が下落。大和証G、野村などの証券商品先物株や、出光興産、ENEOSなどの石油石炭株も安い。テルモ、オリンパスなどの精密機器株や、東邦鉛、フジクラなどの非鉄金属株も軟調。日本製鉄、JFEHDなどの鉄鋼株や、信越化、富士フイルムなどの化学株も弱い。一方、アサヒ、味の素など食料品株や、7&iHD、イオンなどの小売株が高い。
そのほか、住友ファーマ、KLab、マネックスG、住友化、アステリアが下落。半面、稀元素、ライフコーポ、FIG、ミツバ、ヨシムラFHなどが上昇している。
東京外国為替市場では午前10時時点で、ドル・円が1ドル=157円台の半ば(前週末16日は158円16−18銭)、ユーロ・円が1ユーロ=183円台の前半(同183円65−69銭)で取引されている。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社