市況(場況)

日経平均は86円高と4日続伸、小幅ながら取引終了にかけ上げ幅拡大=28日後場

 28日後場は日経平均株価が、前日比86円81銭高の5万253円91銭と4日続伸。TOPIX(東証株価指数)は同9.87ポイント高の3378.44ポイントと3日続伸した。朝方の日経平均は、前日の強い地合いが継続し買い優勢で取引を開始。午前9時3分には、同91円15銭高の5万258円25銭を付けた。その後、積極的な買いが続かず下げに転じ、心理的なフシ目の5万円を割り込む場面もみられた。ただ、売り進む動きは見られず底堅く推移。取引終了にかけて、押し目買いに小幅ながら上げ幅を拡大して取引を終えている。

 東証プライム市場の出来高は18億9677万株、売買代金は4兆6995億円。騰落銘柄数は値上がりが1149銘柄で7割を超えた一方、値下がりは403銘柄だった。変わらずは56銘柄。

 業種別では、全33業種のうち25業種が上昇、8業種が下落した。日本製鉄、JFEHDなどの鉄鋼株や、JPX、オリックスなどのその他金融株が上昇。日本紙、北越コーポなどのパルプ・紙株や、SMC、菱重工などの機械株も高い。伊藤忠、三菱商などの卸売株や、AGC、ガイシなどのガラス土石株も堅調。信越化、富士フイルムなどの化学株や、大成建、清水建などの建設株もしっかりだった。一方、JAL、ANAなどの空運株や、JR東日本、JR東海などの陸運株が安い。

 そのほか、中越パ、LinkUG、三井ES、スターマイカ、ヨコレイなどが上昇。半面、JX金属、Appier、Dガレージ、洋エンジ、オーケストラが下落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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