市況(場況)

日経平均は899円安と5日ぶり大幅反落、中東情勢の不透明感からリスク回避=3月2日前場

 3月2日前場は日経平均株価が、前週末比899円51銭安の5万7950円76銭、TOPIX(東証株価指数)も同63.92ポイント安の3874.76ポイントと、そろって5日ぶりに大幅反落した。米国とイスラエルは2月28日、イランへの攻撃を行った。イランの最高指導者ハメネイ師が死亡したことや、その後ホルムズ海峡が事実上封鎖状態にあると報じられ、中東情勢の先行き不透明感が強まり幅広い銘柄に対してリスク回避の売りが先行。時間外取引で米株価指数先物が下落していることも意識され、日経平均は午前9時29分に同1564円50銭安の5万7285円77銭を付けた。金融株は英住宅ローン会社の破綻も重しとなっている。その後、短期的な売られすぎ感から下げ渋る動きとなったが、中東情報に一喜一憂する展開が続きそうだ。

 東証プライム市場の出来高は13億9872万株、売買代金は4兆5188億円。騰落銘柄数は値上がりが269銘柄にとどまり、値下がりは1304銘柄と全体の8割を超えた。変わらずは21銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち28業種が下落、5業種が上昇した。大和証G、野村などの証券商品先物株や、JAL、ANAなどの空運株が下落。三菱UFJ、三井住友などの銀行株や、浜ゴム、ブリヂスなどのゴム製品株も安い。デンソー、トヨタなどの輸送用機器株や、第一生命HD、東京海上などの保険株も軟調。エーザイ、第一三共などの医薬品株や、ソニーG、アドバンテスなどの電気機器株も弱い。一方、INPEX、石油資源などの鉱業株や、住友電工、フジクラなどの非鉄金属株、郵船、川崎汽などの海運株が高い。

 そのほか、筑波銀行、住友ゴム、LinkUG、栃木銀、東和銀、北洋銀行が下落。半面、メイコー、ヨドコウ、ユニチカ、古河電工、セイコーGなどが上昇した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

ウエルスアドバイザー社

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