市況(場況)

日経平均は914円安と4日ぶり大幅反落、アドバンテスやソフバンGがさえず=4日後場

 4日後場は日経平均株価が、前週末比914円14銭安の5万1497円20銭と4日ぶりに大幅反落。TOPIX(東証株価指数)も同21.69ポイント安の3310.14ポイントと3日ぶりに下落した。日経平均は、前週末10月31日までの直近3営業日で約2200円の上昇をみせていただけに、短期的な過熱感が警戒された。前場の方向感にかける展開が続くなか、足元での相場を支えていたアドバンテスとソフバンGが下げ幅を拡大。日経平均とTOPIXの重しとなり、両指数はそろってきょうの安値で取引を終えている。

 東証プライム市場の出来高は30億5738万株、売買代金は8兆7044億円。騰落銘柄数は値上がりが852銘柄、値下がりは716銘柄、変わらずは47銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち21業種が下落、12業種が上昇した。郵船、商船三井などの海運株や、LINEヤフ、ソフトバンクなどの情報通信株が下落。リクルートH、セコムなどのサービス株や、7&iHD、ファストリテなどの小売株も安い。三菱倉、三井倉HDなどの倉庫運輸株や、三井物、三菱商などの卸売株も軟調。日立、キーエンスなどの電気機器株や、日本製鉄、JFEHDなどの鉄鋼株も弱かった。一方、JAL、ANAなどの空運株や、AGC、特殊陶などのガラス土石株、出光興産、ENEOSなどの石油石炭株が高い。

 そのほか、ソシオネクス、スクリン、ネクセラ、ロードスター、GMOインタが下落。半面、ブレインP、住友ファーマ、平河ヒューテ、FFJ、ビジ太田昭和などが上昇した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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