火力・原子力向け鋳鍛鋼大手の日本製鋼所が大幅続伸、前日比643円高となる9515円を付けた。10日引け後、26年3月期第2四半期累計(4−9月)決算を発表し、買い材料視された。
第2四半期累計の連結営業利益は122億円(前年同期比47.1%増)となり、市場コンセンサスを20億円程度上回った。受注残の豊富な産業機械事業が業績をけん引した。また、受注高は原発やコンバインドサイクル(GTCC)向けを中心に伸びた。通期の営業利益予想は245億円(前期比7.3%増)を据え置いた。
11日の終値は、前日比444円高の9316円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社