東京エネシスが急伸、99円高の1248円を付け、3月21日の年初来高値1188円を大きく更新した。12日引け後、26年3月期の連結業績予想を発表。大幅な増益見通しに配当の増額計画を示し、買い人気を集めた。
26年3月期の業績は、売上高820億円(前期比21.1%増)、営業利益39億円(同46.3%増)を予想。電力需要増加に伴う新設・増設工事が見込まれる変電分野や原子力発電所の再稼働に向けた工事が期待できる原子力分野へこれまで以上に注力する。また、再生可能エネルギー関連市場では、引き続き採算性が見込める分野において選択的な受注に取り組むという。配当は第2四半期末28円(前期実績26円)、期末29円(同26円)の合計57円(同52円)に増額する見込み。
25年3月期決算は、売上高が677億2200万円(前期比23.5%減)、営業利益が26億6500万円(同32.7%減)だった。
13日の終値は、前日比36円高の1185円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社