株式新聞ダイジェスト

東建物が急騰、25年12月期の利益予想を上方修正、期末配当予想を引き上げ

 東京建物が急騰、311円高の3305円を付け、10月7日の年初来高値3074円を大きく更新した。13日引け後、25年12月期の連結利益予想の上方修正と、期末配当予想の引き上げを発表、好感された。

 25年12月期の業績予想で、営業収益は5030億円から4700億円(前期比1.4%増)に引き下げた一方、営業利益を860億円から925億円(同16.1%増)に増額した。今期の売却方針を一部見直したことで、期首予想と比較して営業収益は減少するものの、利益面では、賃貸収益などの堅調な推移と物件売却益の増加が寄与する。期末配当予想は、従来の49円から55円(前期実績58円)に引き上げ、第2四半期末の48円(同37円)と合わせた年間配当は103円(同95円)となる見込み。

 25年12月期第3四半期累計(1−9月)の決算は、営業収益が2988億3300万円(前年同期比17.0%減)、営業利益が506億100万円(同17.9%減)だった。

 14日の終値は、前日比311円高の3305円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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