東急不動産ホールディングスが急伸。一時87円高の1347.5円を付け、9月10日の上場来高値1277円を大きく更新した。前週末7日引け後、26年3月期の連結業績予想の上方修正と、配当の増額計画を示し、好感された。
26年3月期の業績予想で、売上高を1兆2700億円から1兆3000億円(前期比13.0%増)に、営業利益を1530億円から1600億円(同13.7%増)に引き上げた。仲介事業・投資家向け売却などが好調に推移していることなどを織り込んだ。配当は、第2四半期末が従来の21円から22円(前期実績17円)に、期末が21円から22.5円(同19.5円)に引き上げ、年間配当は44.5円(同36.5円)となる見込み。
第2四半期累計決算は、売上高が5912億7200万円(前年同期比17.5%増)、営業利益が785億1800万円(同55.3%増)だった。
10日の終値は、前週末比71円高の1331.5円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社