正興電機製作所が急騰、288円高の2208円を付け連日で年初来高値を更新した。27日引け後、25年12月期第3四半期累計(1−9月)の連結決算を発表。大幅な増益で着地し、買い人気を集めた。
第3四半期累計の決算は、売上高が208億300万円(前年同期比2.6%増)、営業利益が17億9400万円(同33.4%増)だった。売上高は電力部門で、発変電分野や情報制御分野が堅調に推移した。利益面では、電力部門や環境エネルギー部門の利益率が改善したことが寄与した。
通期業績予想は、売上高330億円(前期比13.4%増)、営業利益26億円(同29.0%増)を据え置き。第3四半期累計決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、売上高で63.0%、営業利益で69.0%となっている。
28日の終値は、前日比151円高の2071円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社