独立系鉄鋼メーカーの淀川製鋼所が、前日比129円高の1325円まで買われ、年初来高値を更新した。6日引け後に26年3月期業績と配当予想の増額を発表し、買い人気を集めている。
通期の連結営業利益予想を114億円から116億円(前期比16.5%減)に引き上げた。米国の関税政策による需給バランスへの影響が想定よりも遅くなったことに加え、各種原材料コストが想定をやや下回る見込みとなった。第1四半期(4−6月)の営業利益は41億9600万円(前年同期比3.3%増)だった。
また同社は、期末配当予想を従来の34円から40円(調整後前期実績50.2円)に引き上げた。中間の20円とあわせた年間配当は60円(同70.2円)を見込む。
7日の終値は、前日比110円高の1306円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社