株式新聞ダイジェスト

総医研HDが反発、うつ病のバイオマーカーの診断を自動化するAIシステムを開発へ

 総医研ホールディングスが反発、9円高の137円を付けた。7日午前11時30分、同社子会社の総合医科学研究所が慈恵大学(東京都港区)との間で締結した共同研究契約における共同研究の一環として、カーブジェン(東京都渋谷区)を研究協力者として、AI(人工知能)技術を活用した医療分野のイノベーションを加速させるための共同開発を開始したと発表、材料視された。

 今回の共同開発は、東京慈恵会医科大学の産学連携講座「疲労医学講座」の近藤一博教授が発見し、同社と近藤一博教授の共同設立会社であるウイルス医科学研究所が特許を取得している「うつ病のバイオマーカー:SITH−1抗体」の診断を自動化するAIシステムの開発。厚生労働省からプログラム医療機器(SaMD)の承認取得の実績を有するカーブジェンが独自開発した画像AI解析技術を応用することで、迅速かつ正確な診断を可能にするという。

 7日の終値は、前週末比4円高の132円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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