藤田観光が3日ぶりに反発、540円高の1万1440円を付けた。前週末7日引け後、株式分割を実施すると発表、材料視された。
12月31日を基準日(同日は株主名簿管理人の休業日のため実質的には12月30日)、26年1月1日を効力発生日として1株を5株に分割する。分割により、投資単位当たりの金額を引き下げ、同社普通株の流動性の向上と投資家層の拡大を図る。
25年12月期第3四半期累計(1−9月)の決算は、売上高が586億4600万円(前年同期比8.2%増)、営業利益が87億9800万円(同14.6%増)だった。
10日の終値は、前週末比530円高の1万430円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社