西鉄が急伸、前日比262円高の2509.5円を付け、9月26日の年初来高値2408円を大きく更新した。13日引け後、26年3月期の連結業績予想の上方修正と、配当の増額を発表、買い人気を集めた。
26年3月期の業績予想で、営業収益を4700億円から4765億円(前期比7.4%増)に、営業利益を250億円から270億円(同1.3%増)に引き上げ、一転して増益となる見込み。営業収益は、農業関連事業において、ヒノマルホールディングスを連結子会社化したことを織り込んだ。営業利益は、不動産業における住宅事業での粗利の増加や、運輸業で人件費などの費用が当初の見込みを下回ることなどを踏まえた。配当については、第2四半期末、期末ともに従来予想の20円から25円に引き上げ、年間配当は50円(前期実績40円)に増額となる。
26年3月期第2四半期累計(25年4−9月)の決算は、営業収益が2222億5800万円(前年同期比6.8%増)、営業利益が130億5600万円(同3.0%増)だった。
14日の終値は、前日比262円高の2509.5円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社