飛島ホールディングスの飛島建設は17日、アクシスウェア(東京都中央区)と、安全管理業務におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の一環として、作業所に設置されたネットワークカメラの映像を活用し、荷役作業や脚立使用時の不安全行動を自動的に検出する、不安全行動検出AI(人工知能)システムを「AI現場監督」の一機能として開発したと発表した。
開発した不安全行動検出AIは、作業所のネットワークカメラの映像を蓄積しAIに学習させている。不安全行動をAIに学習させるためには、映像から、人物やトラック・脚立などの不安全行動に起因する物体の検出や人物の姿勢推定、人物やトラック・脚立などの領域・位置関係を特徴量として抽出。これらの特徴量から不安全行動を学習するマルチモーダルモデルを構築したという。
18日の終値は、前日比8円安の1829円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社