高砂熱学工業が急騰、468円高の4744円を付け、9月1日の上場来高値4583.5円を大きく更新した。29日午前8時50分、26年3月期の連結業績予想の上方修正と、期末配当予想の増額を発表、買い人気を集めた。
26年3月期の業績予想で、売上高を4100億円から4210億円(前期比10.3%増)に、営業利益を360億円から433億円(同33.6%増)に引き上げた。一部工事において工程の見直しなどを行った結果、個別の売上高は、前回予想を下回る見込みとなるが、効率的な施工体制などによる工事進ちょくとともに収益性の改善を見込む。期末配当予想は、従来の44円から62円(1対2の株式分割前実績102円)に引き上げ、実質的な増配となる。
29日の終値は、前日比312円高の4588円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社