1日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=150円台半ばで推移している。FRB(米連邦準備制度理事会)が利下げに慎重な一方、日銀も利上げを急がない姿勢を示していることから前日の米国時間にかけてドル買い・円売りが先行。東京時間には150円90銭台まで上昇したが、急速なドル高・円安を背景にその後は上値の限られた展開となった。加藤財務相が「為替市場の動向を憂慮している」などと述べたこともドル・円の重しになったが、一方で下値も限られた。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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