1日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=155円台半ばで推移している。朝方は156円台前半で推移していたが、次第にドル売り・円買いが加速した。午前中、日銀の植田和男総裁が名古屋市で開かれた金融経済懇談会で18−19日の金融政策決定会合について、「利上げの是非について適切に判断したい」などと述べ、ドル売り・円買いを誘ったとの見方がある。午後には155円40銭近辺まで下落。その後は下げ渋ったが、上値は重かった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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