10日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=144円台半ばで推移している。米中閣僚級協議での進展期待や「5・10日(ごとおび)」に伴う国内輸入企業による実需のドル買い・円売りにより底堅く推移するなか、日経平均株価が上げ幅を拡大したこともあってドル・円も上げ基調を強め、昼前には一時145円30銭近辺まで上昇した。ただ、昼すぎにかけては145円割れの水準まで調整。時間外における米長期金利の上昇一服もあり、午後は144円半ばまで押し返された。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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