予想レンジ:5万300円−5万900円(9日終値5万655円10銭)
10日の東京株式は、方向感に乏しい展開か。現地9日の米国株式はFOMCの結果待ちとなり、NYダウが下げた一方、ナスダック総合指数は反発するなどまちまち。東京市場も、その内容を確認したいとして手控えムードが広がるとみられ、積極的な売買は限られるなか、もみ合い商状となりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=156円台の後半(9日は156円19−20銭)、ユーロ・円が1ユーロ=182円台の半ば(同181円80−84銭)と円安方向にある。9日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ENEOS、クボタ、TDKなどが、9日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所清算値比変わらずの5万850円だった。(高橋克己)
10日の主な経済指標・スケジュール
【国内】
・ 8:50 11月国内企業物価指数
【海外】(時間は日本時間)
・10:30 中国11月生産者物価・消費者物価
・パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長会見(経済見通し発表)
・ブラジル中銀政策金利発表
・決算発表=(米国)アドビ、シノプシス
◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社