11日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=146円台後半で推移している。トランプ米大統領がカナダからの輸入品に対して35%の関税を課すと明らかにするとカナダドルが全面安となり、カナダドルに対するドル買いが波及してドル・円はジリ高歩調となった。国内輸入企業による実需のドル買い・円売りも観測された。午後には147円20銭近辺まで上昇したが、その後は持ち高調整のドル売り・円買いがやや優勢となって伸び悩んだ。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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