12日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=143円台後半で推移している。トランプ関税の先行き不透明感が意識され、リスクオフのドル売り・円買いが先行。日経平均株価の下落も重しになって午前10時前に144円を割り込むと、そのまま下値を模索し、一時143円70銭近辺まで下落した。その後は昼すぎにかけて下げ渋ったが、144円台で戻りは一服。同水準の攻防となったが、終盤には今晩の米国で発表される米5月PPI(生産者物価指数)への思惑もあって弱含んだ。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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