16日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=144円台前半で推移している。中東情勢の緊迫化を背景に原油価格が上昇し、米インフレ加速を見込んだドル買い・円売りが先行。ドル・円は一時144円75銭近辺まで上昇した。日本国内でも原油高でインフレが加速するとの見方から長期金利が上昇したため、午後はドル売り・円買いに傾いたが、日銀金融政策決定会合やFOMC(米連邦公開市場委員会)を前に積極的な売買はみられず、下値は限られた。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
市況(場況)