16日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=151円台前半で推移している。午前中は上値が重かった。G7(主要7カ国)財務相・中央銀行総裁会議に出席のために訪米中の加藤財務相の発言のほか、日銀の田村直樹審議委員から利上げに前向きな発言があったとの報道もあってドル買い・円売りが優勢となり、一時150円50銭近辺まで下落した。ただ、昼すぎにかけてはドル売りが一巡後し、下げ幅を縮小。日経平均株価の上昇などを支えに午後は持ち直した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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