16日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=154円台後半で推移している。日経平均株価の下落を受けてリスクオフの円買いが先行した。国内輸入企業による実需のドル買いを支えに下げ渋る場面もあったが、時間外取引において米長期金利の上昇が一服する中で積極的に戻りを試すような動きにはならず、押し返された。米政府機関の閉鎖により延期されていた米11月雇用統計の発表を控えて様子見ムードも強く、午後はもみ合いとなった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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