17日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=144円台後半で推移している。中東情勢の緊迫化を背景にした「有事のドル買い」や国内輸入企業による実需のドル買い・円売りにより午前中は145円台を回復したが、その後は上昇が一服。昼すぎに日銀が金融政策決定会合で政策金利の据え置きや来年4月からの国債購入の減額幅縮小を発表。日本の長期金利が上昇したことから円買いが強まってドル・円は弱含んだが下値は限定的で、一巡後は下げ幅を縮小した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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