予想レンジ:4万9300円−4万9900円(16日終値4万9383円29銭)
17日の東京株式は反発後、もみ合いか。日経平均株価は、きのう16日に大幅続落した反動や、短期的な戻りを狙った動きなどから、買い優勢スタートが見込まれる。ただ、積極的に買い進む材料に乏しいことや、18−19日に行われる日銀の金融政策決定会合を控え、一巡後は模様眺めムードが広がりそうだ。為替相場は、ドル・円が1ドル=154円台の後半(16日は154円88−90銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=181円台の後半(同182円02−06銭)とやや円高方向にある。16日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、SUMCO、住友化、アドバンテスなどが、16日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所清算値比225円高の4万9685円だった。(高橋克己)
17日の主な経済指標・スケジュール
【国内】
・ 8:50 11月貿易統計、10月機械受注
・16:15 11月訪日外客数
・臨時国会会期末
・IPO(新規上場)=SBI新生銀行(プライム)
【海外】(時間は日本時間)
・18:00 独12月Ifo景況感指数
・ECB定例理事会(18日まで)
・米20年国債入札
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[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社