19日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=156円前後で推移している。日銀金融政策決定会合を控え、序盤は155円台後半でもみ合うなど動意が乏しかった。昼すぎに日銀が7会合ぶりの利上げを決めたと伝わると、事前予想通りとしてドル買い・円売りが先行し、156円15銭近辺まで急上昇。その後は日銀の植田和男総裁による会見を見極めたいとして上昇が一服し、方向感の欠ける展開となった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
市況(場況)