2日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=147円台前半で推移している。序盤は日経平均株価の大幅高を背景に戻りを試す展開となり、ドル・円は午前10時前に147円30銭近辺まで上昇。日経平均が上げ幅を縮小したこともあって上値が重くなり、午前10時半すぎには147円を割り込んだが、日経平均が持ち直したほか、時間外での米長期金利の上昇を受けてドル・円も下げ渋った。一方、日銀の内田真一副総裁の発言を前に積極的なドル買い・円売りの動きはみられず、ドル・円は戻りも限られた。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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