20日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=144円台半ばで推移している。日経平均株価の上昇を受けたリスクオンのドル買い・円売りが優勢となったものの、加藤財務相がベッセント米財務長官との会談で為替を含めた議論をしたい考えを表明したことからドル売り・円買いに傾き、ドル・円は上げ幅を縮小した。23日に赤沢経済再生担当相が渡米して関税協議に臨むと報じられる中、ベッセント米財務長官が欠席する見通しと伝えられたことでドル買いが強まる場面もあったが、日本の長期金利が上昇したことからドル・円は軟化した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
市況(場況)