20日の東京外国為替市場で、1ドル=157円台半ばで推移している。序盤は156円台後半まで下落する場面がみられたが、日経平均株価の上昇を背景にドル買い・円売りが継続し、持ち直した。小枝日銀審議委員が利上げの必要性などを述べ、木原官房長官が為替相場について「憂慮している」と述べたものの、市場の反応は薄く、堅調推移となった。昼すぎにかけて上昇は一服したが、片山財務相からも為替について言及がなかったことで口先介入への警戒感が薄れ、午後もドル買い・円売りが加速した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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