20日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=147円台後半から前半へと軟化した。
朝方、147円70銭近辺だったドル・円は、5・10日(ごとおび)だったこともあり仲値決済に向けて国内輸入企業からのドル買い・円売りが入る場面もあったが、仲値通過後はドル売り・円買い優勢に。
その後、RBNZ(NZ準備銀行)が利下げを決定。NZドルに対しドルが強含む動きにツレて、ドル・円の下げが一服する場面もあった。
ただ、午後に入ると、19日の取引時間中に史上最高値を更新した日経平均株価が利益確定売りに押され大幅続落するのを背景に、ドル・円は再び弱含みとなり、一時147円10銭近辺まで下押しした。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社