予想レンジ:4万8700円−5万円(19日終値4万8537円70銭)
20日の東京株式は反発後、上値を試す場面も。注目された米半導体大手エヌビディアの8−10月決算は、大幅な増収増益で着地。売上高、利益ともに市場予想平均を上回った。同社株は時間外取引で上昇していることから、東京市場でも半導体関連株への物色が中心になろう。為替相場は、ドル・円が1ドル=157円台の前半(19日は155円51−53銭)、ユーロ・円が1ユーロ=181円台の前半(同180円10−14銭)と円安に振れており、輸出関連株には追い風とみられる。19日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ENEOS、ソニーG、アドバンテスなどが、19日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所清算値比640円高の4万9280円だった。(高橋克己)
20日の主な経済指標・スケジュール
【国内】
・ 8:50 週間の対外対内証券売買契約
・12:00 10月首都圏新規マンション発売
・14:00 10月コンビニエンスストア売上高
・日銀の小枝淳子審議委員が新潟県金融経済懇談会であいさつ
【海外】(時間は日本時間)
・10:00 中国ローンプライムレート
・22:30 米11月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、米週間の新規失業保険申請件数
・24:00 米10月中古住宅販売
・決算発表=(米国)インテュイット、ヴィーヴァ・システムズ、ウォルマート、ギャップ
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[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社